「Heathers the musical」観劇

観劇日:2024年5月25日 14:30公演
劇場:@sohoplace

こんな方におすすめ
・学園ものミュージカルが好き
・気軽に海外観劇を楽しみたい
・コンパクトな劇場で観たい

作品タイプ
「Mean Girls」「Be More Chill」「Spring Awaking」「9to5」

キャッチーな音楽に心惹かれていた作品。
UKツアーを終えて、6週間限定のWestEnd凱旋公演を観劇しました!

あらすじ 

-September 1st, 1989-
揃ってHeatherという名前の3人組女子グループ・その名も「Heathers」
加わることになったVeronica
憧れていた人気者としての生活が始まっていく一方で、親友のMarthaとは微妙な関係に。

ある日、おバカな男子ニコイチ・KurtとRamに絡まれていたところを助けてくれた
Jason(JD)と出会うVeronica。すぐに意気投合する二人。

ホームパーティーで酔っ払ったVeronicaは、HeathersトップのChandlerに吐いてしまう。
逃げ出した勢いで、JDの部屋に忍び込み、一夜を共にする。

翌朝、Chandlerに謝るために彼女の部屋を訪れる、VeronicaとJD。
しかし、二日酔い直しの飲み物と間違えて、下水掃除用の薬剤を飲ませてしまい、
Chandlerは死んでしまう
二人は彼女の死を自殺に見せかけるために遺書を偽装。

さらには、Veronicaを襲おうとしたKurtとRamまでも撃ち殺してしまうJD。
「次はHeathersにしよう」と狂気さが増していくJDに、普通の17歳に戻りたいと
別れを告げるVeronica。

彼を説得して、普通の高校生に戻ることができるのか…

観劇してみて


良い意味で、面白おかしく高校生が殺されていく。(笑)
ChandlerもKurtもRamもゴーストになって出てくるけど、気にも留めず、会話するVeronica。
同級生の死をさらっと受け入れる高校生、先生、家族たち。
そんな軽快さがポップロックな楽曲のパワーと合わさって、最後までテンポがいい。
映画やドラマで見るような、「激しいな、外国のティーンたちよ」を存分に浴びられる作品でした!

劇場は、2022年にオープンしたばかりの「@sohoplace」
チャイナタウンや多くの劇場でにぎわうsohoエリアにある新しい劇場です。

3階席からの写真。

602席とコンパクトで、どこの席から観ても、ステージが近い。
感覚としては、新国立 小劇場 < @sohoplace < 博品館劇場 くらいなイメージでした。
役者も前方席のお客さんと目を合わせたり、話しかけたりと、一体感ある空間が素敵!

各扉にスタッフがいるので、チケットを見せたら、席まで明るく案内してくれました。
(みんな作品のTシャツ着ていて、可愛かったです。)

今回のチケット

「Today TX」というアプリから、25ポンドのRushチケットを購入しました。
日本円だと4500~5000円くらいですね。(24年5月時点)
Rushチケットは、当日の公演のチケットが割引きで購入できるシステムです。(先着順)
↑今度、詳しく調べて、わかりやすくお伝えできればと思います!

価格の割に、ステージが近くてびっくりしました!
ちなみに定価で購入した場合は、80ポンドする席位置でした。

最後に

「Heathers the Musical」
上演概要

公式HP:https://www.heathersthemusical.com/
劇場:@sohoplace

上演期間:2024年5月22日~7月6日
開演時間:月曜日~木曜日 19:30
     金曜日  17:00/20:30
     土曜日  14:30/19:30
上演時間:2時間30分/休憩含む

※暴力・殺人・自殺・銃撃・sex・いじめ・摂食障害の描写あり、フラッシュライト・ストロボ使用あり
※14歳以上の観劇をお勧め(公式サイト情報)

Cast


Veronica Sawyer:Jenna Innes
– Heathersに仲間入り。良くも悪くも行動力があって、口悪めな主人公。(衣裳はBlue)
– 序盤から、悪口から何でも見事なセリフ回し。歌声もパンチ抜群!

JD/Jason Dean:Keelan McAuley
– ミステリアスだけど良いやつかと思ったら、とんでもないサイコパス。
– クールな色気と狂ったヤバいやつ、を瞬時に声で切り替える表現の幅に圧倒された。
 「Dear Evan Hansen」Evan、「Next to Normal」Gabe役も抜群にハマると思う。


Heather Chandler:Esme Bowdler
– Heathersのリーダー格。彼女が言うことは絶対。(衣裳はRed)
Heather Duke:Sedona Sky
– Candlerが死んだ後に、トップに立つ野望持ちのHeather。(衣裳はGreen)
Heather McNamara:Daisy Twells
– 実は自殺願望ありのHeather。(衣裳はYellow)

Martha Dunnstock:Amy Miles
– ヴェロニカの親友。他の生徒からいじめらている。
– 透き通った声が、可愛らしくもあり、素敵だった!

Kurt Kelly:Ivan Fernandez Gonzalez
Ram Sweeney:Jason Battersby
– ずっと一緒にいるおバカ男子二人組。JDに殺される。

Ms.Fleming/Veronica’s Mom:Lucy Sinclair
– 高校の先生。
Ram’s Dad/Big Bud Dean/Coach Ripper:Conor McFarlane
Kurt’s Dad/Veronica’s Dad/Principal Gowan:Alexander Service
– おバカKurtとRamの父親。二人も息子そっくりで超仲良し。高校生役も演じてた。
– 実はお互いゲイだったを歌う2幕冒頭。息子の葬式の場で何やってんだと思いつつも、歌が最高に上手くて、めちゃくちゃ楽しかった。

他アンサンブル:8名

Creative


作・音楽・歌詞:Kevin Murphy and Laurence O’keefe
原作映画:作 Daniel Waters「Heathers(ヘザース/ベロニカの熱い日)」
演出:Andy Fickman
振付/演出補:Gary Lloyd
美術:David Shields
照明:Ben Cracknell
音響:Dan Samson
音楽監督:Will Joy
衣裳:Robin Lill
音楽・オーケストラ アレンジ:Laurence O’keefe and Ben Green

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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