「Mamma Mia!」観劇

観劇日：2024年6月12日　19:30公演
劇場：Novello Theatre

こんな方におすすめ
・とにかく楽しめる音楽とストーリー
・ABBAが好きな方
・カーテンコールで踊れる系作品が好きな方

作品タイプ
「天使にラブソングを」「キンキーブーツ」「ヘアスプレー」「プロム」

「ミュージカル何が好き？」と聞かれたら、私は「Mamma Mia!」と答えるくらい大好きな作品です笑
観たことがない方でも、♪Dancing Queenや♪Money, Money, Money といったABBAの楽曲は聞いたことがあるはず！

あらすじ

舞台はギリシャ・エーゲ海に浮かぶ小島。
小さなホテルを切り盛りしながら、シングルマザーで娘を育ててきたドナ。
娘のソフィは恋人・スカイとの結婚式に向けて準備中。
ドナの古い日記を読んで、父親候補が3人いると知ったソフィは、彼らに結婚式の招待状を送る。
銀行家のハリー、旅行記作家のビル、そして、20年前に婚約者がいるとドナに告げて去ったサムの3人。

島に到着した3人と再会し、驚くドナ。
娘の結婚式前日に、かつての恋人が、しかも同時にやってくるなんて。

会ったら一目で自分の父親が見分けられると思っていたソフィ。
誰が本当の父親なのか分からないまま、3人ともが「自分が父親だ、バージンロードを一緒に歩く」と言い出してしまう。

自分が誰なのかを知りたいソフィ。
愛する娘が手を離れていくことを寂しく思うドナ。
母娘の思いが交錯するなか、幸せな結婚式を迎えられるのか…

観劇してみて

ロンドンでのマンマミーア観劇は4年ぶりでした。

日本の公演の中でも、特に客席が盛り上がる作品の一つだと思います。
ロンドンでも曲に乗って体を動かしたり、オーバーチュアで口ずさんだりと、座っているだけで幸せ笑
生バンドなのも素敵。特に、1幕終わりの♪ギミギミはギターが効いてて、かっこいい。

作品を知らない方は、ぜひ映画(2008年製作)を観てみてください！
ミュージカルを映画化したものなので、ストーリーや音楽も同じです。
（一部、舞台にはあっても映画版にない楽曲もあります。）
メリル・ストリープのドナはかっこいいし、アマンダのソフィはとにかく可愛い。
エーゲ海の景色や建物もとっても素敵です！

あと、女友達の描き方が好きです！
ドナ・ターニャ・ロージーの3人組、ソフィ・アリ・リサの若い3人組。
一緒に笑えるような思い出があって、年を重ねても助け合える関係。
話すと、一気に学生時代に戻るような、素敵な関係性だなと、いつも観ていて感じます。

そして、なんといっても楽しいのが、カーテンコール！！
本編が終わってから、あんなに歌とパフォーマンスが続く作品も珍しいかと。
客席総立ちで、思い思いに楽しんでいる空間が幸せでした！

今回の劇場

劇場は、コベントガーデン近くにある「Novello Theatre」
2012年からマンマミーアをロングラン上演しています。

劇場ロビー正面から入って、目の前にある階段を降りると、左右にお手洗いがあります。
（女性お手洗いは右側でした。）
壁に同化しているような構造になっていて、入口に気づかず…！
階段を降りきったら、すぐ右手に扉があるので、通りすぎないように！
個数も4個ほどと少なかったです。

座席はStalls/Dress Circle/Grand Circle/Balconyと4階層に分けられていて、全1146席。
Stallsエリア（1階席）R列以降は、上階の屋根が視界に入ってくるので、ご参考まで。

今回のチケット

通っている学校の団体予約のチケットを利用しての観劇でした！
価格は35ポンドで、日本円だと6500円くらい。（24年6月時点）
10人分のグループチケットで、今年の1月に予約したと言ってました。

周りも学生団体が多かったため、団体席のエリアだったようです。

マンマミーア観たことある！という方は、Dress Circle 以上（2階以上）の席でも、
舞台セットの転換、照明、振付などに注目できて、おすすめです。

最後に

普段あまり舞台を観ない方にとっても、気軽に音楽を楽しめるミュージカルだと思います！
作品が好きな方は、ぜひロンドン公演も観てみてください！

Cast

Sophie Sheridan：Stevie Doc – ドナの娘。恋人・スカイとの結婚間近。
Ali：Jessie Odeleye/ Lisa：Olivia Brookes
– ソフィの友達

Tanya：Kate Graham/ Rosie：Nicola-Dawn-Brook
– ドナの友達
Donna Sheridan：Jennie Jacobs – ソフィの母親。エーゲ海の小島にあるホテルを経営。

Sky：Tobias Turley – ソフィの婚約者
Pepper：Arcangelo Ciulla/ Eddie：Aaron Archer
– スカイの友達

Harry Bright：Christopher Dickins – ソフィの父親候補１。昔はバンドマン、今は銀行家。
Sam Carmaichael：Haydn Oakley – ソフィの父親候補２。結婚歴あり。
Bill Austin：Stephen Beckett – ソフィの父親候補３。旅行記作家。
ほか

Creative

音楽・詞：Benny Andersson/ Björn Ulvaeus
脚本：Catherine Johnson
演出：Phyllida Lloyd
振付：Anthony Van Laast
美術：Mark Thompson
照明：Howard Harrison
音響：Andrew Bruce/ Bobby Aitken

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！